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ヌッテキッテ のお散歩日記−2 ウィンブルドン

今日のお散歩日記は「今日の」ではなくて、約21年前、1999年12月のある日のお散歩のお話です。


当時、ロンドンの地下鉄ディストリクトライン、ナショナルレール、トラムリンクの列車の発着駅である「ウィンブルドン」駅から徒歩15分くらいのところに住んでいました。


「ウィンブルドン」駅周辺は賑やかな商業地区ですが、駅から坂を登っていくと「ウィンブルドンヴィレッジ」や「ウィンブルドンコモン」があり、のんびりお散歩が楽しい街です。

「ウィンブルドンヴィレッジ」は19世紀の村の雰囲気を残して、小さくてかわいい建物の内部はカフェやレストランやブティックになっていて、こじんまりと落ち着いた街並がすてきです。

特にグロサリーストア「Barley & Sage」のデリもパンも美味しくて、お店の人たちものんびりしていて話好きで、お散歩の途中に寄ると豊かな気分が味わえる良いところでした。


ヴィレッジの近くの「ウィンブルドンコモン」は、ロンドンで最も広い公有地、乗馬も楽しめます。

とにかく広い! お散歩好きな私ですが、住んでいる間にうちから近い一部しか歩かなかったのがちょっと残念。


「ロンドンの冬」というと、寒くて暗い日々を思い浮かべますが、実際には日差しが心地よい日もたくさんあります。ただ、1日のうちにころころと天気が変わり、急に雨がふったり晴れたりするのが当たり前。冬は暗くなるのも早いし。

おそらくその日も、晴れていたのに急に雨が降って、歩いているうちにまた晴れてまた降って....傘はささずに濡れて歩くお散歩だったのではと、古い写真を見てなつかしく思い出しました。






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